あらすじ
何事もない日々に飽き飽きしていた高校生・高畑瞬(福士蒼汰)の通う学校に突如ダルマが出現し、命を懸けたゲームの始まりを告げる。
少しでも動いたら首が吹き飛ぶ第1のゲーム「ダルマさんが転んだ」をクリアした彼は、
幼なじみの同級生・秋元いちか(山崎紘菜)と一緒に第2のゲームへと向かう。
一方世間では、ゲームから生還した生徒たちを、神の子とあがめており……。
出演
高畑瞬:福士蒼汰
秋元いちか:山崎紘菜
サタケ:染谷将太
高瀬翔子:優希美青
天谷武:神木隆之介
感想
ギャグ映画でした。
物理的どころか精神的にも痛々しいし、ちょいちょい目を逸らしたくなるんですけど、気が付いたら笑ってました。見ている内に麻痺したのかもしれない。
いやでも、だるまさんの辺りまではギリギリ緊迫感あったかもしれませんけど、招き猫はもう笑わせにきてません?
高畑君(福士蒼汰)の「チュー!!!!(迫真」でもう駄目でした。
ネズミの着ぐるみ着てんだもん、イケメンが。しかも可愛いのならまだしも全身タイツみたいな。もうそれだけで面白い。
人がバッタバッタと死んでいくのに笑っちゃうなんて不謹慎だとは思うのですが、役者さんも凄いコミカルな演技をしてくるもので……。
ずーっと、「嘘だろ……」とか「なんでそんな……」みたいなテンションで進んでいくなら、こちらも相応の心構えで視聴しますけど、
「えぇーー!!??(嘘だろーー!?」とか「はぁあ↑??(なんでそんなぁ?」みたいなノリをぶっ込んでこまれたら、そりゃ笑っちゃいますよ。しゃーないしゃーない。
厨二好きにはおいしい神木君も詰まってました。
イケメン無罪という言葉では許容出来ない事ばかりしてましたが(笑)
招き猫ゲームのラストは本当に格好良かった!
あんな起死回生ダンクのあとに、学ランで三点着地なんて決められちゃあ惚れない方がおかしい。
この映画を見ても“面白い映画”は見られません。
ネズミの着ぐるみ姿でシリアス顔をする福士君や、アイスの棒をれろーんと舐める神木君とかなら見られます。
要所要所で睨むようにして萌えどころを引きずり出しましょう。