謎は全て解けぬ『Theatrium 虚像の庭 escapeI 武登弓弦(CV:岡本信彦)』感想

公式サイト:Theatrium 虚像の庭
出演:岡本信彦

あらすじ

脱出の手掛かりを探すため少女のパートナーになったのは、人気モデルの【武登弓弦】。

城に閉じ込められてから二週間。
未だに彼からの信頼を得る事ができずに悩む少女は、ある日、彼の意外な弱さを目撃する。
他人を信用せず、一人で無理をしてきた彼。
少女は、そんな彼を癒してあげたいと考えるようになり……

威圧的な彼との恋、そして謎に阻まれた脱出劇の行方は――?

トラックリスト

01.Act.1:彼方からの誘い~傲慢~
02.Act.2:王様の憂鬱
03.Act.3:記憶と温もり
04.Act.4:甘美な過ち
05.Act.5:謎は薫る
06.Act.6:導かれるままに
07.Act.7:霧の先に待つ未来
08.Theatrium(Short ver.)/歌:織田かおり

感想

謎が謎を呼び謎のままで終わりました。

これ、圧倒的に尺が足りてないのでは。
普通の日常CDとは違って、説明しなくてはならない部分が多過ぎるんですよね。

・こうなった事への経緯
・閉じ込められている現状
・城でのルール
・謎解き要素

これらに加えて女性向けCDらしくイチャついたりもしなくちゃならないもんだから、もう武登君大忙し。
その結果、何もかもが淡泊に終わってしまうという残念な出来になっていました。
念を押して書いておきますが、本当に何も解明されておりません。

いつの間にか脱出してました。

脱出後、
「何が起こったのか、よく覚えていない」って言ってましたからね、武登君。
「疑問は尽きないが、些細な事だ」とも言ってましたからね、武登君。

攫われといて何が些細だしっかりしろ

とも思ったのですが、もしかしたら“実際に攫われた”のではなく、あのお城で起きた事は精神世界での出来事だったのかもしれませんね。
色々と説明不能な事もありましたし……。
一番意味不明で笑えたのは、突如ニャーと鳴き武登君の首を主人公が舐め出した辺りでしょうか。
わけ分かんないでしょう? 私もです∑d(ゝω・●)
何かもうどんな気持ちで聞けばいいのか分かんなくて、フヘヘヘフハハと身をよじる彼と一緒になって笑ってました。しっかりしろ私。

巻数が進むにつれて色んな謎は明らかになっていくのでしょうし、1枚目であるこのCDを聞き終わっただけの私が、脳内に?マークを飛び交わせている事は、きっと作り手側にとっては想定内の事なのでしょう。
ただ残念ながら、謎自体は気になるものの、如何せんシリアスもラブもコメディも中途半端で不完全燃焼だったもので……。
「とりあえず最初の一枚だけ買ってみて、残りはそれを聞いてから判断しよう」と思っていた私は、シナリオが合わずここで脱落になりそうです。無念。

公式サイト:Theatrium 虚像の庭

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