私を病院に連れてって『恋情の檻 狂愛の鳥籠 SIDE:A(CV:豊永利行・木村良平)』感想

公式サイト:恋情の檻 狂愛の鳥籠 SIDE:A
出演:豊永利行・木村良平

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あらすじ

おまえのこと、傷つけたりしないから……
何からも守るから……

目が覚めると、あなたは幼馴染の家にいた。
部屋にいたのは幼馴染・朝倉一とその友人・馬生啓次と名乗る男。
あなたの記憶はとても曖昧だった。
本当は『彼』に大切なことを伝えたかったはずなのに。
いつ、どうしてここに来たか覚えていない。
ただ2人は「ここから出ることだけは許さない」と言う。

どうして2人はあなたを閉じ込めているのか?
大切なことを『誰』に伝えたかったのか?

2つのCDで語られる2つずつの可能性と隠されていた真実。
辿りつくのは恋情か?狂愛か?

トラックリスト

01.片方の扉が開く
02.優しいお兄ちゃん
03.「もう一度」よろしく
04.幼馴染
05.おでかけはリード付き
06.片方の扉をこじ開ける
07.朝倉にとっての真実

【恋情ルート<朝倉一>】
08.あの日伝えたかったこと
09.卒業のご褒美

【狂愛ルート<馬生啓次>】
10.Reset→New World

感想

記憶の一部が曖昧な状態で、二人の男性から監禁されるというシチュエーションCDです。
なぜ記憶がないのか、なぜ監禁されてしまっているのか、何も分からないまま、主人公はマンションの一室で数日を過ごします。
ストーリーの後半で監禁理由が判明するのですが、その理由というのが、

“持ち出し禁止の薬品を持ち出し実験していたら、誤って主人公がそれを吸い込み卒倒してしまった上に、記憶まで失ってしまった事実を隠蔽する為”

というもので……(しかも、主人公は薬品持ち出しには関わっていない第三者)
つまりは己の保身の為。

逆に新鮮。

「ファーwww」って言った。なかなか言わないですよ、シチュエーションCD聞いてて「ファーwww」って。
バッドエンドを聞く限り、馬生(CV:木村)にとって上記の理由は建前だったんでしょうけども、どうして朝倉(CV:豊永)はここでもっと反対しなかったのか……。
この理由が明らかになった直後に、幼馴染のお兄ちゃんである朝倉の告白タイムが始まるのですが、もう言葉の全てが上滑っていく。響かない、響かないよお兄ちゃん!
確かにお兄ちゃんは、主人公が倒れる事になった直接の原因には関わってないよ。
監禁に対して躊躇いも後悔もみせてたよ。
でも結局最終的には彼女をその状況下に置く事を甘んじて受け入れていたわけでしょ?
「守る守る」連呼してたけど、薬品でぶっ倒れた挙句に記憶混濁状態の女の子を監禁してる人間に言えた台詞?
そんな見えない敵と戦う前に、普通に病院に連れて行って!!!!(切実

一応ね、朝倉が“監禁を続けようとした理由”は別にあるんですよ。
全年齢CDだからか、言葉を濁してはいましたが、主人公が馬生に乱暴されかけたかもしれないという可能性を疑っていたようです。
そんな酷い目に合ったのなら、このまま何も思い出さない方が……でも……という葛藤がチラホラと垣間見えていました。
それでもやっぱり病院には連れて行けと思いますが(笑)

何故ここまでモヤモヤしてしまったのか、自分でも不思議だったんですが、恐らく朝倉が“自分で何も選択していない”からなんですよね。
葛藤大いに結構です。大切にしているから迷うし悩むんでしょうよ。当たり前です。
けど悩みながらも、監禁を続けるのか、はたまた別の方法を探るのか、最終的には自分の意思でハッキリと選んでほしかった。
監禁中は、優しい接し方や、苦悩している様子から、きっと何か深い事情があるんだろうな、と萌えていたのですが……最初から最後まで、お兄ちゃんは何も決断しませんでした。もう私には「ファーwww」と言う事しか出来ない。

狂愛ルート

こちらのルートが本当の真相ルートなのか、はたまたIFルートにあたるのかは定かではないのですが、このバッドエンドでは馬生から改めて監禁される事になります。
ハッピーエンドの恋情ルートでは、主人公が不慮の事故で薬品を吸い込んだ事になっていましたが、こちらのルートでは馬生がわざとそうなるように仕向けた、と告白してきます。何もかも全部忘れさせる為にやった、と。そして今から、もう一度忘れてもらう、と。
主人公への想いや、朝倉への苛立ち、事の真相やこれからのことを、普段とさして変わらない口振りで吐露していく様子に萌えに萌えました。
BGMも凄くよかった。
普段と変わらない様子とはいえ、狂愛ルートと銘打ってあるだけあって馬生の言動自体はヤンデレじみているんですよ。
そういうシーンって、こう……不穏な音楽がかかりがちじゃないですか。ヤンデレ御用達BGMといいますか。左右にプァーって感じにPanを振ってくるグルグルした感じの。なんかファーだのプァーだのスミマセン。
ああいった不安を煽るようなBGMももちろん好きなのですが、このシーンで流れていたのは静かで物悲しい音楽で、それがまたピッタリ合っていて最高でした。

あと、なんと言っても木村良平さんファンの方にあの一言を聞いてもらいたい。

「飲み込んで」

初めて聞いた時は、その言葉の通りに息を呑みました。
この、たった一言のこの瞬間を何度もリピートしてしまう。それぐらい素っ晴らしかった。
本当にこの部分だけでも聞いてほしくて、公式のサンプルボイスとかでうっかり公開されていないかな、と探してみたんですが、さすがに無理な話でした(笑)
本編ルートの方が手放しで(私は)オススメ出来ないので、なかなか「是非購入を!」とは言えないのですが、余裕のある方はよかったら聞いてみてください。あの台詞は一聴の価値ありですよ!

公式サイト:恋情の檻 狂愛の鳥籠 SIDE:A

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